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令和八年度 施餓鬼会

令和8年6月14日、浄光寺において施餓鬼法要を執り行いました。

当日は足立部他8名の僧侶が出仕し、多くの檀信徒の皆様とともにご先祖様ならびに有縁無縁の諸精霊へ供養の誠を捧げました。
ご参列は約80名にのぼり、本堂には読経の声と焼香の香りが満ち、厳かな中にも温かい雰囲気の法要となりました。

     

また今年は、千葉県の 醫王寺 八木英哉上人をお招きし、ご法話を賜りました。

ご法話では、「施餓鬼とは何のために行うのか」という問いに触れながら、私たちが日々の生活の中で
抱える怒りや欲、妬みといった心についてお話しいただきました。
法華経には、
「怒りを離れて怒りに勝つべし
善をそなえて不善に勝つべし
施しにより吝嗇に勝つべし
真実により妄語者に勝つべし」
との教えがあります。

施餓鬼は、餓鬼道に苦しむ衆生へ供養を捧げる法要であると同時に、私たち自身の貪りの心を見つめ直す機会でもあります。
法然上人は「念仏を称えれば、地獄・餓鬼・畜生の苦しみから救われる」と説かれました。
ご法話では、施餓鬼の功徳を亡き方々へ回向するだけでなく、自らの心を整え
仏様の慈悲に触れることの大切さを分かりやすくお示しくださいました。

ご先祖様への感謝の心を忘れず、また有縁無縁のすべてのいのちに思いを寄せることこそが施餓鬼の精神です。

ご参列いただきました皆様に心より御礼申し上げますとともに、亡き方々のご冥福と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。