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令和七年度 十夜法要

浄光寺檀信徒の皆様へ
令和7年11月9日、当山におきまして十夜法要を厳修いたしました。
当日は約40家の皆様にご参列いただき、堂内にてともにお念仏をお唱えし
厳かなひとときを過ごすことができました。

 

晩秋に営まれる「十夜法要(じゅうやほうよう)」は、
『無量寿経』の一節をもとにした浄土宗の大切な行事です。

「この世で十日十夜のあいだ善を修することは、
他方の仏国土で千年にわたって善を修するに勝れたり」

これは、遠い理想の世界で長く修行するよりも、
“今ここ”で心を込めて善を行うことの方が尊いという意味です。

お念仏とは、声に出して唱えるだけでなく、
日々の中で感謝や思いやりをもつ心そのもの。
「南無阿弥陀仏」と唱えるひととき、私たちは
過去でも未来でもなく、“今”に心を向けています。

人に優しい言葉をかけること、
誰かのために手を合わせること、
食事の前に「いただきます」と感謝すること。
そうした小さな善行こそが、仏さまに通じる修行なのです。

十夜法要は、その“日常の中の尊さ”を思い出す時間。
一年をふり返り、感謝とともに静かに手を合わせるひとときが、
何よりの功徳となるのです。